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【日野皓正・往復ビンタ騒動】確かにアレは痛かった

世界的なジャズトランペッター・日野皓正さんが中学生を往復ビンタしたということを週刊誌やテレビが報道してきました。

8月20日に東京都世田谷区の教育委員会の主催で行われたコンサートでの出来事ですが、約40人の中学生が出演するコンサートで日野さんは彼らを約1年、指導して付き合ってきたそうです。
そして当日、ある男子中学生が制止を振り切ってドラムのソロパートをずっとやり続けたので日野さんがスティックを取り上げて投げ捨てさらに往復ビンタを食らわしました。

後日、日野さんは
「1年前から深く付き合っている関係だ」
と語りさらに当の中学生とその父親は当日のうちに日野さんのもとに
「申し訳なかった」
と謝りに行っています。
お互いが納得をしているという顛末ですからこれから報じ続けられることはないでしょうが、体罰を考える良い機会ではないでしょうか。

ちなみに体罰を肯定するつもりは毛頭ありません。
一方で”何でもかんでも”体罰と一括りにしていいのかと長年つくづく思ってきました。
今回の騒動で日野さんはその後に次のように言っています。
「音楽や集団行動っていうのは、和を考えないと、周囲をリスペクトしないと」
「こうしたことが必要なときもあるんだよ」
「それだけのこと」
今回の場合は男子中学生の横で耳元で
「おい、やめろ。いい加減やめろ」
と言ってればよかったのか?
それをずっと無視して彼が叩き続けていてもそれでよかったのか?ということです。

かつて、ある高校のバスケットボール部と記憶していますが、顧問の先生が試合で選手をコートに送り出すときにほっぺたを2回「パンパン」と張ったことをビデオで撮っていた保護者が
「体罰だ!」
と指摘して、結局、処分されたことがありました。
あれは体罰だっだのかと今でも疑問です。

命の危険を察知してぶん殴ったら体罰になるんでしょうか?
全ては一方的な暴力かどうか、両者に信頼関係はあるのかどうか、そして身体的に打撃を加える必要があるかどうかなどいろいろ状況によりけりで、全てを体罰とくくるのはおかしいと思いますが、いかがでしょう?

日野皓正さんは次のようにも語っています。
「アントニオ猪木の方が数段イタイと思うよ」
かつて猪木氏にビンタされましたが、ぶっとびました。

痛かったです。

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