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民主党自虐ポスター、イイんじゃない。でもサブキャッチがダメよ

1月30日、民主党の定期党大会が開かれました。
他の政党も年に1度は党大会を開きます。また企業の株主総会やその他団体が年に1回は総会を行うのと同じように、民主党の場合は毎年1月の党大会開催が通例のようです。

今回の党大会で岡田克也代表が注目ポイントとして語ったのが「維新の党との合併問題」です。
岡田代表は
●新党結成も選択肢として排除されていない
と述べたようです。
党内に維新の党と合流して野党再編を望む勢力があることや維新の党からも急かされるなかで(積極的ではないのかもしれませんが)「(一応)前向きに考えている」と言うことで不満を抑えたい思いがあったのでしょう。
維新の党との合併については、
●松野頼久・維新の党代表と胸襟を開いてしっかり話をしていきたい
●代表である私にお任せいただきたい
とのことで、岡田代表としては
●民主党解党でなく少数の維新の党が吸収される形の合併としたい
●ポストなど処遇は考えたい
ということでしょう。
こうした条件協議に入りたいための発言だろうと思います。

党大会でもう1つ話題になったのが民主党の新しいポスターです。

「民主党は嫌いだけど民主主義は守りたい」

私は自虐ネタは今の民主党に似合っていると思いますが、実際にポスターを貼るのは民主党の議員や民主党員ですから異論も出るでしょう。
「民主党は「イマイチ」だけど、民主主義は守りたい」とか
「民主党は「まだまだ」だけど、民主主義は守りたい」
という表現の方がよかったのでないしょうか。

このポスターは下にサブキャッチコピーもあります。

「そんなあなたへ。すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください。」

…誰も「止める役割」は期待していないでしょう。

せめて「野党として、「自公政権とは違う政策提案」をやらせてください。」とか
「野党として、「建設的な提案」を「ぜひ見てください」。」
として欲しいですね。

ただ反対するだけの民主党の姿勢に国民は辟易しているわけです。
野党は与党に比べてマスメディアが取り扱ってくれないとか提案しても通らない・潰されることがあるというのはわかります。
それでもやはり建設的な提案をして「自民党に代わることができるのは民主党です。その姿を見てください」と言わないと国民の政治に対する失望は増すばかりです。

自虐ネタをやるのは結構だと思いますが、自爆してしまってはダメでしょう。

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