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東京選出の長島昭久元・副防衛相、民進党を離党。”理由”は共鳴します!が…

衆議院比例東京ブロック選出の長島昭久・衆議院議員が一昨日10日に民進党を離党しました。
長島氏は当選5回で元防衛副大臣ですが、私にとっては親しい国会議員の1人でもあります。

離党の”理由”は本人のブログや記者会見で明らかにしていますが、「確かにその通りだよね」と納得できるもので、恐らく多くの人もそうではないでしょうか。

個別政策の相違ではなく、政策の根底にある”どういう社会をつくるのか”という憲法観・安全保障・外交などの政治哲学・理念が全く違う日本共産党と民進党がなぜ組むのか?ということや、民進党内も同じように混在していて政党の在り様に疑問があり、自分の居場所がないという主張については、共鳴できます。

共産党と選挙協力するのは無理があっておかしいことや、仮に選挙がうまく行っても政権を一緒に行うのは無理だということは以前にブログで扱いましたのでこれらの点は理解できるものの、禁じえないのは「何で今なの?」ということです。

2016/09/15「民進・代表選挙は蓮舫氏!さあ、ホントの選挙はどーするの?」
http://nakada-old.com/blog/7047

2017/01/19「【共産党・志位委員長】その通り!さすが!筋が通ってる!」
http://nakada-old.com/blog/8247

長島氏自身も会見で「遅きに失した」と述べていました。
安全保障法制の議論の時や、あるいは共産党と組むと決まった時にそれはおかしいとアクションをするならわかりますが、やはり「何で今なの?」と思わざるを得ません。
そして東京選出の長島氏だけに都民ファーストの会=小池新党との連携を想像してしまうわけです。
すでに都議選の民進党公認候補のうち現職1人を含む7人が民進党を離党しており、そのうちの1人は長島氏の元秘書で長島氏の小選挙区から立候補する人ですから、そう捉えられてしまうのは致し方ないのではないでしょうか。

長島氏は「自民党に代わり得る政権政党を作ろう」という思いで民主党→民進党と活動してきたのでしょうが、目を転じてみると都政で自民に代わり得る政党はいまや都民ファーストの会であって民進党ではない現実が出来上がりつつあります。

この離党ドミノはまだ続くかもしれません。

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