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【VALU大炎上】中田宏の目もピカッ☆と「ヒ☆カ☆ル」

VALUという新しいフィンテックサービスを「あるYouTuberの悪用(?)」によって知りました。

YouTuberとして有名なヒカルさんが
「VALUというヒカルへの投資(コイン)を買ってもらい、高値で売り抜けて数千万円の利益を獲たのでは?」
というニュースです。

VALUは“フィンテック=ファイナンス+テクノロジー”という新しい分野のサービスだそうです。
少し聞き覚えのあるクラウドファンディングはプロジェクトに投資をしてもらって実現させ、その後の経過報告を行ったり何らかの還元や優待をする仕組みです。
衆議院議員時代の平成26(2014)年に「シリア難民支援議員連盟」の事務局長を務めていましたが、その議員連盟ではシリアに学校を建てようとクラウドファンディングで1千万円をお預かり、設置できました。

シリア難民支援議員連盟の事務局長、中田宏です。
9/10に総会・勉強会を行いましたが、開催の直前に、目標額をクリアすることができました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。総会でも話題になりましたが、今回の目標は学校の「設立」で、今後も「運営」には継続した支援が必要です。目標達成に重ねてお礼申し上げますとともに、引き続きのご支援をお願い申し上げます。詳細はこちらから → http://justgiving.jp/p/1273

また例えば歌手志望の人が自分のCDを出したい時の自主製作費用への活用などもあるようです。

「プロジェクト」にお金を出すのがクラウドファンディングだとすると、VALUは「人」に投資するもので、会社・法人の株を買うのと同様に個人(例えば「中田宏」)の株を買うようなもののようです。

元手がないと始められない、または資本力がものをいう業界などに個人が思いを持って参入する場合にVALUは役立つでしょうから、この新しい仕組みには感心しました。
例えば「自然にも人間にも優しい農業をやりたい」と思っても農業はそもそも個人でないと原則として参入できませんが、土地代など初期費用を全て個人が準備するのは大変です。
しかしVALUでうまく調達できれば初期費用を賄って、農作を頑張った後で収穫物を”優待”という形でお裾分けするといったことが可能になるわけです。

業績が好調だと所有株が値上がりしていくように、このVALUもうまくいけば値上がりして優待が増えるなど、夢は広がるかもしれません。

今回はYouTuberといういわばこのような仕組みや世界をよく知る人による”悪用”だったのかもしれませんが、VALUの”良い利用”が増えて欲しいものです。
格差社会を超えられるような力のあるツールになり得ると期待しています。

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