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【知っトク解説】今回は”G20 ”

中田宏の知っトク解説。
今回は「G20」について解説します。

G20首脳会議が、2019年6月28日〜29日に大阪で開催されます。
G20とは、20カ国の国と地域です。
日本・カナダ・フランス・ドイツ・イタリア・日本・英国・米国の7カ国(G7)に、ロシア・中国・韓国・インド・インドネシア・オーストラリアの6カ国とトルコ・サウジアラビア・南アフリカ・メキシコ・ブラジル・アルゼンチンの19カ国と、EU(欧州連合)の地域機関の総称です。

元々は20カ国地域の財務大臣中央銀行総裁会議として始まり、1999年(平成11年)にドイツで第一回会合が開催されました。
その後、原則的には年1回開催されています。財務大臣中央銀行総裁が参加する会議で、経済や金融の課題に対応する協議体です。

1999年(平成11年)にBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国と南アフリカ)が経済力をつけてきた時期と重なります。そんな中で、各国で経済や金融の実務の最高責任者が集まっていました。ところが、2008年(平成20年)11月に緊急招集されたG20で首脳会談が行われました。

それは、その2ヶ月前の9月にリーマンショックが起きたからです。そこで、首脳会談に格上げされ、リーマンショックにより世界経済が瀕死の状態に陥りったので、首脳が政治的判断をできるようにしたからです。

その結果、財政出動や金融緩和など、G20は強調して取り組むことで合意しました。
リーマンショックから世界経済を立ち直らせるために、各国の財務大臣中央銀行総裁は2009年から2011年にかけては、年3〜4回集まってその確認をしました。また首脳会議は年1回行われています。

G20参加国の規模は、人口で全世界の2/3、経済では全GDPの9割を占めます。
今では世界の経済・金融にとって重要な会議になっています。

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