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【知っトク解説】今回は”参議院 ”

今日は参議院について解説したいと思います。

明日7/4日から参議院議員選挙が始まります。

参議院は解散がありませんので、通常選挙と言います。
戦後、昭和22年1947年に第1回参議院議員選挙が行われ、今回は第25回通常選挙です。

参議院の議席数は全部で248議席あり、人気は6年です。
そのうち、半数が3年毎に改選され選挙になります。

選挙区には2種類あり、有権者投票も2票あります。
一つは都道府県ごとの地方区、もう一つは全国が一つの比例区です。
地方区は原則的には都道府県ごとに定数が決まっていますが、人口が減少した徳島県と高知県、鳥取県と島根県の2県でそれぞれ1議席となっています。全国比例区は定数が50あり、今回は140人ほどが立候補する予定ですから、当選するのは1/3程度でしょう。

投票できるのは18歳以上の日本国籍を有する人、立候補できるのは30歳以上の日本国籍の人になります。

さて国会には衆議院と参議院の2種類の院があります。
両院で可決することで、法律などが成立します。

衆議院を一院、参議院を二院と呼びます。他の国を見てみると、一院制の国も二院制の国もあります。日本は二院制ですが、なぜ参議院があるのでしょうか。よく「国民の多様な意見を反映する」「慎重に審議する」「衆議院の行き過ぎを抑制する」などと言われます。しばしば参議院を「良識の府」と呼びますが、それは政権争いをしている衆議院に対して、「意見をしっかり言う」「歯止めをかける」などの役割を期待されているからです。

全国比例区の投票は政党名、候補者名のどちらでも投票可能です。しかし、当選を決めるのは候補者の名前が多い順に決まります。ですから、1票目の地方区も2票目の比例区の投票用紙も、当選させたい候補者の名前を書くのが良いでしょう!

3年前の参議院議員選挙の投票率は54.7%、6年前は52.6%でした。有権者の半分ちょっととなります。

期日前投票は公示された翌日の7月5日から、全国どこにいても、住民票のある市役所などで行えます。
ぜひみなさんも投票に行きましょう!

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