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【知っトク解説】 今日は”元号” (新シリーズ開始)

今回から新シリーズ「知っトク解説」を始めることになりました。
「知っトク解説」では、何かと知っておいた方が良い「言葉」や「事象」「知識」を毎回一つ取り上げて、解説したいと思います。

初回は「元号」についてです。

数日後には日本の元号が「平成」から「令和」に変わります。

私は「昭和」生まれ、私の子供達は「平成」生まれ、そして孫が出来れば「令和」生まれになります。これら「」内はいずれも元号ですが、そもそも元号とは何でしょうか。

日本初の元号は大化の改新で有名な『大化』です。大化元年は西暦645年。2度元号の使用が中断されていた時期がありますが、それを除けば日本は元号が一貫して使っており、平成が247番目、そして令和が248番目の元号になります。

江戸時代最後は慶応、その後明治、大正、昭和、平成と続いてきました。明治以降は天皇の在位と元号が同一の期間になります。昔は大地震などが起きた際、縁起が悪いと考えられ、元号を変えたこともありました。。

さて、先述の「西暦」、そもそも西暦とは何でしょうか。
これに関しては知ってるようで知らない方も多いようです。

西暦とはキリスト教のイエスキリストが誕生したと考えられている年が紀元になります。イエスキリストが生まれる前が紀元前(BC)、生まれた跡が紀元後(AD)ということになります。よく見かけるBC:(before Christ)やAD(Anno domini)は紀元前・紀元後を表す略語です。

それを踏まえると、日本人が何の疑問も持たずに西暦を使っているのは不思議なことのように思えます。

一方で、日本には「皇紀」という日本古来の歴もあります。
第二次世界大戦敗北後の昭和23年まで使われていましたが、日本を占領していたGHQ(アメリカ軍)によって廃止させられました。皇紀は初代天皇の神武天皇が即位した年が紀元となり、西暦だと紀元前660年です。したがって今年は西暦に660年を足した皇紀2679年になるわけです。

私の祖父母の時代には、「皇紀何年」と普通に使っていたと聞いたことがあります。。便利だから西暦を使うのは良いですが、日本の歴史を頭に入れ、『皇紀』を知っておくことも大切なことではないでしょうか。

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