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【民進党代表選】絶対にケリを着けるべき2つのこと

本日9月2日、民進党の代表選挙がスタートしました。
立候補の顔ぶれは蓮舫・代表代行(48)、前原誠司・元外相(54)、玉木雄一郎・国会対策副委員長(47)の3名となりました。

代表選では大いに議論をして欲しいと思います。
民進党は民主党時代から都合の悪いことは議論しないままで来ています。
代表選挙で大いに議論して欲しいのは経済や消費税、福祉などいろいろありますが、もう多くは求めずにきちんと議論して欲しいことを2つに絞ります。

1つは憲法です。
政党としての考え方をまとめてもらわないと話になりません。
7月11日のブログ「【参院選】マジで、結果は数字の「勝ち負け」じゃないですよ!」に書きましたが、参議院議員選挙の結果を受けて民進党はこれから先、憲法改正についての議論と方針転換をせざるを得ないでしょう。

2016/7/11「【参院選】マジで、結果は数字の「勝ち負け」じゃないですよ!」
http://nakada-old.com/blog/6254

憲法を絶対に一字一句変えないのか、それとも足の引っ張りではないきちんとした議論を大いに行い、国民に向けて時代に耐え得る形で憲法改正を進めていくのか。
全部を変えようと言っているわけではありません。
必要なものを付け加えるなど足を踏み出していくのかどうか、重い議論をしてもらわなければいけないと思います。

もう1つは選挙です。
参院選で民進党は日本共産党と一緒に戦いました。
これから先もその路線で行くのでしょうか?
共産党はそれこそ「憲法は絶対に変えない」スタンスですし、根本的な部分で今の日本社会の価値観とは相容れないところがあります。
“自衛隊はなくてよい”という共産党の立場などを一つ一つ踏まえたうえで、これから先も民進党は選挙を一緒にやっていくのかどうかを代表選挙で議論すべきでしょう。
そして勝った代表の方針が今後の民進党を方向付けるようでなければ何のための代表選挙なのか分かりません。

民進党は根本がバラバラです。
かつての民主党のことですが、横浜市長になる前の衆議院議員時代も、そしてその後も、私は民主党に入りませんでした。
“ここは一致してなければダメだ”というところができていなかったからです。
当時から民主党が政権を取ってもうまく出来ないだろうと言ってきましたがやはりダメでした。
今の民進党は民主党からの流れで万年野党への道をひた走っています。
先の安保法制(安全保障法制)の議論でもそうでした。
このまま万年野党として政権に対する批判勢力として生きていくのか、それとも政権を目指す政党として国民に認知をしてもらうのか。

ここは議論を大いにしたうえで国民に決めてもらうべきでしょう。
民進党代表選ではとにかく議論を避けないことを期待します。

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