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【民進・前原新代表】もう1回「脱◯◯」に挑戦できるかがポイント!

9月1日に民進党の代表選挙が行われ、枝野幸男・元官房長官を制して前原誠司氏が新代表に選ばれました。

枝野さんと前原さんの2人は似たもの同士と言われていました。
平成5年(1993)年に初当選以来、日本新党→新党さきがけ→(旧)民主党→民主党→民進党とずっと同じ政党です。
実は私も2人とは日本新党の同期で初当選で、枝野さんとは

前原さんとも

を一緒に出版したこともあります。

そうしたことからお二人とは親しくさせていただきました。

しかし、中学校の同級生ならば”考え方”は違っても同窓会で仲良くできますが、”政党”では考え方がバラバラならば一緒に居るのはおかしいでしょう。

政治・政策分野は「経済」「インフラ」「教育」「福祉」など山ほどありますが、全てが完全に一致している必要はないでしょう。
しかし根幹にかかわる基本的な理念そうはいきません。

「原発」「外交・安全保障」「憲法」などは一致してなければならない政党の根幹部分で、そうでなけれが「時の政権を批判」することの期待できても「政権を任せる」ことはできません。

民進党最大の支持団体は連合(日本労働組合総連合会)です。
民進党はよく「労組に応援されている」と言われますが、連合は労働組合の集合体です。

労働組合にもいろいろあり、例えば民間企業には
・自動車製造業
・運送業
・レストラン
などの組合がありますが、一方で
・自治労(地方公務員)
・日教組(教職員)
などは公務員の労働組合です。

連合も根本のところでバラバラで、特にハッキリしているのは民間の労働組合と公務員ので根本が違うことです。
特に公務員の労働組合は「国民の利益」と相反する要求が多くまた憲法観などでイデオロギー運動になってしまいがちです。

前原さんはかつて旧民主党の代表時代に
「脱連合!」
と言って物議を醸したことがありましたが、それをもう1回できるでしょうか。
自民党に対抗できる政党が必要ですが、そのためにはその“もう1回”が重要です。

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