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【シリコンバレー特集】第2回。エンターテイメント界を騒がすVRをシリコンバレーで体験→大興奮♡子供時代に描いた“非現実的”な未来がすぐそばにあることを体感!

噂のVR、私も興奮しちゃいました。

シリコンバレー特集・第2弾、今回はシリコンバレーにあるWiL(World Innovation Lab)についてです。

全日空、大和証券グループ、みずほ銀行、セブン銀行などの日系企業15社とシンガポール企業1社、合計16社の出資によるベンチャーキャピタル(ベンチャーへの資金提供)の機関で、“これはいい!”という技術や会社への投資や人材の創出を行っています。

WiLではいろいろな体験をしました。
写真は“360度車イス”です。

通常の車イスは前後に動くだけですが、これは車イスで360度の移動を実現していました。

“VR(バーチャルリアリティー)”の体験もしました。
9月17~18日に開催された東京ゲームショウでは600社が出展して、多くの人たちがゲームでVRを実感したというニュースが流れていましたが、その感想は「すごい迫力だった」「現実との区別がつかなかった」、中には「気分が悪くなった…」と言う人もいたようです。
いずれにしても、その体験をした人は今までと全く違う感覚を味わったのでしょう。
私も同様で、VRのことはいろいろ聞いていましたがリアルに体験すると全く違うものでした。

海の底に沈んでいる難破船に立っている設定でしたが、360度どこを見ても海でした。
エイが泳いできたり、クジラが遠くから目の前まで迫ってきたりします。
360度、水平面ではないので、見上げると太陽光が入ってきて明るい海が見える一方で、下を見れば深海の暗い海も見ることができます。

これが360度も広がっているので、しばらく歩き回っていると部屋の壁に当たりそうになったりもしました。
また、“空間の中に絵を描く”体験もしました。

「中田宏」という文字を空間に描いて、その文字の裏側にまわると「中田宏」が逆に見え、左右に行けば文字が直線に並んでいますから点に見える状態になります。

こういうことは、体験してみないと分からないことだなと感じました。

VRにおいては、東京ゲームショーで見せたようなエンターテイメント的な使い方は今すぐ実用化されるでしょうし、それだけではなく医療や職業訓練、例えば操縦などのいろいろな場面で使われるようになるでしょう。
想像した限りでも、VRで旅行に行った気分になることは可能だと思います。
山を登る気分、なかなか見られない景色を見る気分などが味わえるでしょう。
また不動産選びの際に、現地に行かずに家の中を見るためにVRを使うことなども考えられます。

私がWiLで体験した“360度車イス”や“VR”などは、すぐ目の前の現実です。
何の企業秘密でもなければ開発中のものでもありません。
IoT(モノのインターネット/Internet of Things)、つまりインターネットでさまざまなものが繋がる、われわれの想像を絶するような世界が迫って来ているのです。
子供の頃に「未来はこんな世界になる!」と空を飛ぶ鉄道や車を想像してみたり、「こうなったらいいな」という願望を描いたりしたものですが、もはやそれらは未来のものではありません。
10年も経たないうちに、現実の方がわれわれの想像を超えてやって来るでしょう。

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