1. HOME
  2. ブログ
  3. 国内政治
  4. 【サマータイム導入】とりあえず、もう一度やってみよー!

ブログ

BLOG

国内政治

【サマータイム導入】とりあえず、もう一度やってみよー!

先週27日、森喜朗元総理大臣が2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の立場で首相官邸に安倍総理を訪ねました。
森さんに対して「良い」「悪い」と言う人もいますが、この日本では、「森さんの右に出る人はいない!」というぐらい、スポーツの分野において世界との人脈を持ってる方です。

その森さんが今回安倍総理、何を言ったのかというと「オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に、日本でサマータイム導入したらどうか?」という提案だったんですね。

サマータイムを簡単に言えば、夏の暑い時期に時計を1時間を早めることです。そうすることで出勤時間や、仕事が終わって帰る時間も1時間早くなるということです。すなわち、『オリンピック・パラリンピックの競技時間が今の時計よりも1時間早めることで、少しでも涼しい時間に競技を開始し、暑さ対策にもなるのではないか?』と言うことです。

実は我々が知る先進国というか主要国では、ほぼ全ての国でサマータイムを導入していると言っても過言ではありません。
私が先日、アメリカやオーストラリアに行った際もやはり、サマータイムでした。

もともと日本との時差がありますから、サマータイムであろうがなかろうが、どっちにしたって時計は変更せざるを得ないんですけれども、例えば海外に長く行ってる人と電話するときなんかは、今どっちの時間だっけ?サマータイムだっけ?そうじゃないっけ?とかっていうことが必要になります。

ではどのぐらいの国がサマータイムをやっているかというと、国連加盟国193ヶ国のうち60ヶ国、すなわち3分の1の国々が導入しています。
さっき私「主要国はみんな!」と言いましたので、「あれ?少ないんじゃないか?」と思った方もいるかもしれません。
何故ならば、アフリカの国や東南アジアの国など、はっきり言って常夏の国ではサマータイムを導入しても意味がないですよね。さらに、日照時間がそれほど変化しない国も、やはり導入しても意味がないですよね。例えばアメリカのほとんどの州ではサマータイムを導入してますけど、常夏のハワイ州では導入していません

サマータイムのメリットは何かといったら一時間活動時間が早くなるってことです。
今までは9時に出勤してたのが、サマータイムになると今の時間でいう8時の出勤感覚になる、7時に起きてたのが6時に起きるということになるわけですね。
結果、省エネ効果があるということになります。

「昔だったらエアコンが無かったし、自然に寄り添う生活だったからサマータイムの効果はあるんじゃないの?でも今はむしろ、早く家に帰っても、エアコンをつけるからあんまり効果がない!」という議論もあります。
とはいえ、やっぱり省エネ効果がないわけではないですよね。

実は私は国会議員のときサマータイムの推進議員連盟に入っていました。
そのときの議論として忘れられないのは、「働き過ぎの日本人は、日が暮れても働くのだから、結局はどっぷりと暗くなるまで、時間が延びれば延びるほど、働く時間が増えるんじゃないの?、そうなると、ますます働きすぎになるよ!」と言うような、屁理屈にも聞こえるような反対論でしたね。
私、こういうことはやってみて効果がなければ、元に戻すっていうこともありだと思うんですよね。
実は日本は1948年から51年までサマータイムを3年間やった経験があります
今回だってとりあえずやってみたら⁉️


「YouTube」ボタンからチャンネル登録をよろしくお願いします!

関連記事