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「安倍やめろ」コールの聴衆は「組織的活動家」等で間違いない!

東京都議会議員選挙が終わって10日以上が経ちますが、選挙の最終日(1日(土))に選挙戦で初めて街頭演説を行なった安倍晋三総理に
「安倍やめろ!」
「帰れ!」
と凄まじい怒号が響き渡り、総理が
「こんな人たちに皆さん、私たちは負けるわけにはいかない」
と言い放ったことが炎上しています。
さらにTV『バイキング』で「こんな人たち」を解説した私にも多くのご意見を頂戴して、ありがとうございます!

総理の「こんな人たち」呼ばわりは都議選の自民党大敗の一つの原因とも言われています。
私はバイキングでは
「見る人が見るとわかる」
「あれは詰ってる反対派っていうのは組織的活動家」
と前置きをした上で、
「活動家であろうが国民」
その上で僭越ですが総理に
「挑発に乗っちゃいけない」
と見解を述べました。
この総理発言だけを見る人には「こんな人たち」が国民全体を指しているかのように、いわば総理が批判に耳を傾けずに切り捨ててしまっているように映るのは良くないという主旨です。

長年、政治に携わってきたので、プラカードやシュプレヒコールが準備されていることから活動家がいたと考えますが、しかしその場にたまたま居合わせた人や総理の演説を聞きに来た人が一緒に個人として声を上げていた可能性は、あるでしょう。

横浜市長選では詰め寄る側の集合場所や時間などが書かれたチラシの現物も見せられましたが、その当日は”市民がそれぞれ集まってきた市民の集まり””という体裁で、団体名が表に出ることもなく
「中田やめろ!」
とやられました。

沖縄の反米軍基地活動でも
「あれは本土の組織的活動家だ」
「違う、沖縄県民だ」
という似たような話がよく出ます。
とはいえ出身地が取りまとめられることはないので実態が表沙汰になることはありませんが、沖縄の人も本土から行っている人も両方いるのが本当のところで、反米や反権力という思想的背景から米軍反対運動に参加している人もいるでしょう。

右翼でも左翼でも組織的に活動することも悪くありません。
何せ日本はどんな思想も良心も表現も自由ですから!

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