08/03/09UP

上柳昌彦おはよう goodday 08/03/06放送分
船の事故について
 護衛艦と漁船の事故以来、急激に船の事故が増えているのか教えてもらったところ、毎年、行方不明・死亡事故が約200件、負傷事故が約300件も起きているそうです。事故の原因は見張り不十分、居眠りが半分以上でした。数年前までは船の飲酒運転は禁止されていませんでした。事故で亡くなっているのは、早朝から小さな船で出かける漁師さんが多いことも記憶にとどめて、私たちは魚を食べることができることを、漁師さんたちに深く感謝しなければいけないと思います。
 最近の事故のニュースを通して、海上保安庁には、海洋・船舶に関するルールをどやってインフォームしていくのか、一層努力していただきたいと思います。

新銀行東京の追加融資について
 東京都が出資して作った銀行の経営が悪化し、400億円の追加出資をする話がありますが、金融の素人が経営する銀行に出資することは根本的に反対です。自分たちの業績、実績が経営や給与に反映されない行政マンが、投資業務なんてできるわけがない。行政には中小企業を資金面で支援するCLO/CBOという制度をもっていて、東京都も横浜市や川崎市と一緒になってこの制度を運用しています。行政も貸出をするにあたってリスクヘッジをしなければいけませんから、この制度をもっと活用していけば良いと思います。

ネーミングライツについて
 野毛山動物園のネーミングライツを募集していますが、これは費用と効果のマッチングですから、簡単に決まるわけではありません。ネーミングライツとは命名権すなわち名前をつける権利を販売するものであって、資産を売るわけではないし、運営を任せるということでもありません。
 野毛山動物園は、生まれて初めて行った動物園として多くの市民に愛されてきました。これまで入園料は無料で運営してきましたが、これからも施設維持費、動物のえさ代、人件費をどうやって捻出していけばいいのかということを考えていく必要があります。ネーミングライツで全ての経費が賄えるわけではありませんが、民間の動物園や水族館は、入場料をいただいて、グッズを販売したり努力をしています。施設ひとつひとつが自立性を高めていくことで、横浜全体の自立につながっていくことを目指して、横浜市の経営に努力しています。

小浜市フィーバーについて
 まちおこしとして盛り上がるのは大いに結構なことだと思います。一方で、真面目に日本にとってどのような相手が好ましいのかと考えたとき、民主党はオバマ氏であれクリントン氏であれ日本軽視・中国重視の傾向にあり、共和党は鷹派、環境軽視の傾向にあります。日本はどんな座標軸を持ってアメリカと対峙していくのか、しっかりと考えていかなければいけないと思います。

国会空転について
 参院が逆転したのを機に、健全な国会運営のために自民党にも民主党にもきちんとしたルールを作って欲しいと思っていましたが、国会運営は悪い方向に走っているように思います。国会はどちらかの院の議員の4分の1の発議で招集されることが憲法に定められているのに召集されたことがないし、予算重視の一方で決算は軽視されている。衆参で法案修正の議論の場はないから、法案は政争の具にされてしまう。このままでは泥沼国会になります。民主主義を前に進めるチャンスをしっかりとつかんで生かして欲しいと思います。

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