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| 上柳昌彦おはよう goodday |
08/02/28放送分 |
■イージス事故調査について
艦長が謝罪に行き、福田総理が「もう少し早く行けばよかった」とコメントしましたが、捜査の状況などあったとは思いますが、もっと早く行くように総理が言うべきだったと思います。
大臣と次官が航海士を聴取したことについて、いい、悪いと論じられていますが、不適切だったと片づけるのは乱暴だと思います。行政でも会社でも、被害者が出て事後対策が必要な時は直接聴取することはあります。しかし、防衛省は情報開示の仕方が問われているのです。聴取していたのにしていなかったと言ったり、その内容を覚えていないと言うのは、隠そうとしているように思えて仕方ない。メモをとっていないことはありえないし、覚えていないことはありえない。そうだとすれば、事務次官として能力的に失格だろうし、防衛省に対する不信感を増幅させてしまうでしょう。
事故が起きたときには全て正直に出すしかない。ひとたび起きたら正確に伝えていくしかないのに、防衛省はそれができていなかった。大きな組織になればなるほど多層になるので、分かったことから順次発表していくしかないのです。横浜市では、どんなちいさなミスでもとりまとめて発表することにしています。情報を上げないことは万死に値すると言っています。今の時代、都合の悪い情報を隠すことはできなくなってきているのです。どういう対応をとるかが幹部に求められている責任だと思います。
危険と背中合わせで船に乗っている漁師のご両親が、大臣にかけた配慮の言葉は実に重い。防衛省はシーマンシップを見習わなければいけません。
■空港の外資規制について
規制見送りをしたことは当たり前だと思います。外資規制派は安全保障の観点から重要な施設は規制すべきと主張し、外資開放派は対日投資を求めているのだから規制はすべきではないと主張しています。外資規制派の主張に対しては、株式保有規制以外の制限の仕方もあると反論できるわけです。想定される有事をリストアップして、有事の際は株主ではなく国が運営管理するようにすることで対応すればいいのです。また、羽田空港はオーストラリアの企業が大口株主になったと言いますが、正確には、離発着するための滑走路を保有しているのではなくて、空港のビル施設を保有しているのですね。
実は、本当に議論しなければいけないことは、外資規制についてではなく、これからの羽田空港をもっと自由に使えるように、国際化していくということなのです。羽田空港を国内線だけにするのか、国際線にも開放するのか。国はなかなか決断しない、むしろ国内線派ですから、羽田空港国内線論者は「国が管理すべき」と言って決断を引き伸ばそうとします。
国土交通省は正式名称、大阪国際空港、東京国際空港から「国際」という名称を取ろうとしましたが、1月30日に撤回しました。これは国が空港を国内線にして管理下に置こう、力を強めていこうという考えがあったと思わざるを得ません。
空港問題は、国の管理にするか民間の管理で柔軟に対応できるようにするかという議論をするべきであって、国内資本か外国資本を認めるかという議論にすり替えてはいけないと思います。
■待機児童解消について
働くことと子育てが両立できないと、少子化問題に対応できません。子供ができたら支出が増えますから、働いて収入がなければ安心して子育てができませんから。
自治体も待機児童をゼロにしようと取り組んでいますが、なかなかゼロになりません。定員を増やしても、人口が流入してきて追いつかないことと、定員を増やしたり、新設すると「あそこに入れるよ、新しくできるよ」と情報が広がって、引っ越してくる。そうすると、また入れなくなってしまう。一方で、定員枠が空いているところもあるわけです。
待機児童解消には、地域なかで数人ずつ入れていかないと解消できない、すなわち、地域間のアンバランスの解消が必要なんですね。
横浜市では、預けるひと、預かる人の「保育マッチング」事業に着手し、努力しています。 |
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