08/01/18UP

上柳昌彦おはよう goodday 08/01/17放送分
阪神大震災13周年目を迎えて
 震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、今を生きる私たちは、震災を教訓にしてできるだけ自分の命は自分で守ることをしなければいけません。
 当時私は一国会議員でしたが、村山総理が何をするでもなく、国会が議論をしていましたが、とにかく自分のできることをやろうと考えて、神戸に行き、何日間かがれきの片付けと炊き出しの応援をしていました。
 昭和56年の建築基準法改正以前に建築された建物は、特に耐震診断を受けてください。
 横浜市では無料で診断できるように全額を補助しています。他の自治体でも同じような補助をしているところもあると思いますので、それぞれの役所によく聞いてみてください。

年賀はがき古紙率偽装について
 食品偽装も表示と中身・成分が違ったということでは同じですが、消費者には中身を確かめようがない製品で、製造者がつけた表示を信用するしかないという性質を鑑みると、悪質と言わざるをえません。環境を語った環境サギです。
 市役所でもグリーン購入といって表示を信用して購入しているわけですが、この表示が信用できないとなるとグリーン購入という仕組みそのものが崩れてしまいます。
 さて、こういう問題が起きると、行政の一つであった郵政・郵便局が「チェック体制が甘い」と批判されますが、もちろんそうならないような体制をつくらなければいけないのですが、そうではなくて、やはり、偽装した方が根本的に悪いのではないでしょうか。
 かつては、ちり紙交換が盛んであったように古紙を集めて再生紙を作ることがコストに見合っていたわけですが、景気が良くなって古紙を集めるよりバージンパルプの方が安くなりました。それ以降、製紙産業は「装置産業」ですから、バージンパルプに合わせた装置を作ってきたので、いますぐ古紙を投入するラインをつくることはできないのでしょう。
 これからは、コストの視点だけではなく、環境という視点でよく考えてほしいと思います。

シーシェパードについて
 このラジオをほとんど来ていないと思うオーストラリアの人に対して言いたい。
 国際法上、合法な調査捕鯨活動をしている日本の調査捕鯨船に対して、国際法上、違法な暴力行為をすることが許されるのか。その方が日本人に対する人権無視も甚だしい。
 鯨は約80種あり、日本の捕鯨の歴史は古いが、これまでに絶滅しそうな種の捕鯨をしたことはない。絶滅しそうな大型種は欧米が鯨油を採るためだけに乱獲してきたからではないか。
 私が捕鯨を支援するのは、なにも鯨を食べようと言っているのではありません。
 欧米に押されて捕鯨が禁止されると、この次はマグロ禁止だ、魚禁止だと、我が国の食糧資源を奪われてしまうということに気がつかなければいけないのです。
 捕鯨に反対している欧米は、牛肉輸出国ですから牛肉を輸出したいのです。
 グリーンピースやシーシェパードは何故危険を冒してまでこんな行動をとるのでしょうか。
 残念ながら彼らは生態系の在り方について真剣に考えてはいないのです。こういうパフォーマンスをすることで資金を集めている、エセ環境団体なのです。

株価下落について
 金融商品は、アメリカのマーケットの景気が悪ければ日本や他のマーケットに流れるものなのに、日本に流れてこないということは、日本に魅力がないからなのでしょう。
 最近は特に、株よりもファンドビジネス、つまり不動産や金融で短期的に大儲けしようというほうに流れてしまう傾向も強いですから、株価が上がらないということもあるでしょう。
 日本市場に魅力がないとしても、福田総理がこれからどんな日本を作ろうとするのか、経済政策をどうしようとするのか見えてくれば「期待感」で相場もできるのでしょうが、その「期待感」さえないのは、やはり福田総理に責任があると言えないこともないですね。
 人口は増加しない、製造業は海外に出て行ってしまった今日、これからは知財戦略などの分野で新しい産業をつくり、内需を拡大していかないといけないと思います。

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