07/12/20UP

上柳昌彦おはよう goodday 07/12/20放送分
韓国大統領選挙 李氏当選
 経済界出身の李氏は韓国のCEOになると言っていますがこの感覚が大切です。
 世の中ではまだ行政は経営じゃない、営利じゃないという感覚が残っています。
 例えば、学校給食を例にあげると、公共がやるべき給食をなんで民間業者にやらせるんだと言う感覚の市民の方もいます。また、行政職員の中にも行政機関は利潤追求が目的ではないから赤字部門があってもしょうがないんだという感覚の人もいます。行政にも経営の視点が必要だと言うのは、すなわち経営とは資源を有効につかって利益を求めるということで、ここでいう利益とは利潤じゃなくて、公共を高めることです。

警察官拳銃自殺事件について
 警察官に限らず日本人全体がひ弱になっているのでしょうか。
 警察官には高い倫理観が求められているし、これまでは試験を受ける時点でそれなりに人間性が高められていたのではないかと思います。試験に合格して採用されてからの育成方法はそんなに変わっていないと思います。民間企業に入ってくる若者もひ弱になっているのかもしれませんが、民間企業では先様に失礼のないようにと徹底した社員教育をしています。そういう意味では行政・横浜市では社員教育が行き届いていないのかもしれません。
 友人に警察官がいますが、犯罪が増えて仕事は増えるが増員はない、情報開示も求められプレッシャーだけはどんどん高まっている。家に帰れない。警察官は今そういう環境におかれているということを、私たち国民も考えてあげなければいけないと思います。

国の出先機関整理について
 地方分権改革推進委員会で第2期分権の議論が進んでいます。国の財政再建をするには国の仕事を減らせばいいので、地方がやるべきことは地方にやらせればいいのです。そうすれば国の改革は簡単にできるのです。
 「国」と言えば霞が関というイメージですが、実は地方に国の出先機関である地方局というのがあります。地方局は何をやっているのかというと、霞が関の決定事項を伝達しているだけなのです。出先機関の整理は、道州制と併せて議論して進めれば、国家公務員、都道府県職員の仕事も併せて整理できるのです。
 出先機関整理の議論は「数」から始まってしまったので、残念ながらうまく進まないのではないかと思います。

 安倍元首相は地方分権を明確に掲げていましたが、福田総理からは直接聞こえてきません。
 渡辺行革大臣が「あとは総理の決断だ」と言っても、その後に続く総理の言葉が聞こえてこないのです。福田さんにはリーダーシップが求められますが、それ以上に、自分の内閣の大臣を後押ししてあげるスポンサーシップが求められています。
 薬害肝炎訴訟の和解についても、あとは福田総理が決断して結論を出すだけなのです。
 これは、政治家・福田総理の年末テストとして、国民から評価されることになります。

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