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| 上柳昌彦おはよう goodday |
07/12/13放送分 |
■今年の世相を象徴する漢字について
今年は「偽」が選ばれましたが、「偽」は人の為すことと書きます。「偽」は偽装行為をした側の立場の字ですが、私たち消費者の立場から言えば疑いの眼で見る「疑」が思い浮かびますね。
江戸時代の職人は「見えないところに手を抜かないから職人なんだ」と言っていたそうですが、偽装がまかり通る今こそ、職人にはそういう誇りをもって欲しいですね。
一方で、賞味期限の表示だけに頼らなくても、これは大丈夫だ、だめだと判断できるように自分の鼻や舌を使って味覚を研ぎ澄まし、生きる本能を退化させないようにすることも必要ではないかと思うこともあります。
福田総理は来年は「信」の年にしたいと言っていましたが、本当に、信用できる国となるように願います。
私は来年は、義理の「義」、意義の「義」、それに言(ごんべん)を付けて議論の「議」という字がふさわしい年にしたいと思います。
■緊急消防援助隊、知事に移動指示権について
新潟県中越沖地震のように県単位では対処が困難な大規模災害が発生すると、全国から緊急消防援助隊が駆けつけてくれるのですが、これまでは被災した県の知事がニーズをとりまとめて、国(消防庁長官)に出動を要請し、派遣された援助隊は派遣先の市町村の指揮下にはいって活動する仕組みでした。援助隊が、市町村を変更移動しようとすると県知事を通じて国(消防庁長官)の指示を待たなければいけなかったのですが、緊急事態で急いでいるのに手続きが面倒でした。今回の改正では、県知事の権限で援助隊を移動できるようになるので良いことだと思います。いざという時のためにスムーズな連絡体制を作ってほしいです。
■生活保護の地域間格差の是正について
これまでは一生懸命に働いているのに収入が少ない、いわゆるワーキングプアーと呼ばれる人たちよりも、生活保護を受けている人の方が恵まれているという議論がありました。
今回の是正は、都市部は生活費が高いので生活保護の支給額が高く、地方は生活費が安いので支給額が安すぎた、というところを是正しようとするものです。
生活保護は国の制度ですが、国の制度には必ず「裏負担」と呼ばれる地方自治体の負担があり、生活保護では地方自治体の負担は1/4です。地方の支給額引き上げにともない、地方の自治体の負担総額は自動的に多くなってしまいます。本来は全部国が責任を持ってやるべきことだと私は思います。
さて、リスナーの方からメールをいただきました。大人になってから障害がでて、現在、障害者地域作業所で働いているそうですが、今年から交通費の支払いが半年後になったので負担が大きい、4月から10月分の交通費をなんとしても年内にはもらいたいという切なるお願いというものです。
この交通費は労働法に定めるところの交通費ではなく、国でも実施していない横浜市独自の交通費補助なのです。これまで3カ月後に支払われていた交通費が、半年後に支払われるようになったのは、定期監査で「合理的な基準に改善しなさい」という指摘を受けて変更されたのです。しかし、もう少し工夫してみなければいけないと思います。
年内の支給という切なるお願いですが、これは、書類に不備がなければ、年内には必ず支給できると思います。 |
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