2019年夏 ご挨拶

今54歳の私は、残りの人生を「日本と国民のために政治の現場で働こう」と決意しました。
これまで衆議院議員を4期、横浜市長を2期、そして直近5年はテレビや講演、ブログやユーチューブ「中田宏チャンネル」などで発信活動を行ってきました。
平成4年に細川護煕元総理大臣の秘書になって以来、足かけ27年、政治に携わってきました。議員や市長として行動するのも政治、政治や社会の情報を広く国民の皆さまにお伝えしていくのも政治、いずれもとても重要なことだと考えて、私自身の役割を全うしてきました。
どんなに良いアイデアがあっても、どんなに議論が活発でも、それを政治が決定していかなければ意味がないと常々思います。私は政治の役割とは、「決めるべき時に決めるべき事を決める」ということだと思います。政治が機能して、役割を果たしていくために、私も今一度努力をしていきたいと思っています。
これまでも、さまざまな発信活動の中で、お伝えしてきましたが、グローバリゼーション、IT、AIの発展によって、私たちを取り巻く経済や生活は大きく変化していきます。
すでに世界は大転換期に突入していて、わが国もその劇的な変化に対応していかなければなりません。それは各国の後追いではなく、日本が主体的に動いていくべきだと思います。
隣国には「脅威」ともいえる国が存在します。だからといって、日本は引っ越しできません。日本は米中による覇権争いの直接的な影響も受けます。日本が自由を守るためには、自由主義陣営の一員としての役割を果たさなければなりません。日米同盟は日本外交の基軸ですから、より対等にしていく必要があると考えます。  これからは日本国内が力強く活力を持っていく必要があります。経済、地方自治、教育、福祉などを将来に繋げていくために、変えるべきところは変えていく具体策を実行する必要もあります。
自民党内で、言いにくいことも時として言い、批判されることもまたあるかもしれません。しかし、大いに議論を促して、10年後、20年後、そして50年後の日本が、しっかりと力強く歩める基盤を作りたいと思います。そのためにも「政治家は勉強し、国民に訴えかけていく」、そのことを私自身が覚悟を持ってやっていこうと考えています。他方、国民の皆さまにも政治に関心を持って理解を深めていただき、政治選択をしてもらう必要があると考えます。  現在、私は54歳です。民間企業ならば、定年が見えてくるような年齢です。残りの時間の中で、一つでも二つでも三つでも、いや四つも五つも六つも、私は日本の諸課題を解決し、日本に活力をよみがえらせていこうと考えます。そのために地域の利害を超えて日本のため、役割を果たしていく決意です。

中田 宏